1/144HG GNT-0000 ダブルオークアンタ
機体解説(説明書より)
ツインドライヴを搭載していたダブルオーライザーの後継機。
型式番号の「T」は、ツイン(TWIN)を意味する。
純粋種のイノベイターとして覚醒した刹那のために開発された、彼専用のガンダムである。
搭載された太陽炉は、ツインドライヴシステムのために新たに木星で開発されたものである。
本機では、これを背中と左肩に搭載する。
装備する武装は、ガンダムエクシアから発展を続けたGNソード系の武器を主武装とし、格闘戦に加え射撃戦も可能だ。
またGNソードビットによる遠隔攻撃も採用されている。
刹那のイノベイターとしての能力に反応するモードをとることも出来る。
この時、刹那のイノベイターとしての真の能力を引き出せるはずだが、それがどのような現象を呼び起こすのかは、設計を担当したイアン・ヴァスティにも想像が出来ない。
おそらくは、ダブルオーライザーより強力に、高濃度粒子領域内で脳量子波による意識共有を行い、戦闘空間で人々の思いをつなげる。
その意味では、兵器であると同時に、戦いを止めさせるための機体とも言える。
「劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」の主役モビルスーツで、私設武装組織ソレスタルビーイングが新たに開発したGN-0000 ダブルオーガンダムの後継機。
ガンダムエクシア、ダブルオーガンダムと同様格闘戦主体の機体ではあるが、新装備のGNソードビットによるオールレンジ攻撃も行えるようになった。
この機体の建造には、ダブルオーガンダムの機体フレームが流用されている。
これは、ダブルオーの設計自体が既に十分な完成度を持っており、新規設計の必要がないと判断されたからである。
ガンダムマイスター(ガンダム専属パイロット)は、突如地球圏に飛来した「ELS(エルス・地球外変異性金属体)」との『対話』に臨む『真のイノベイター』刹那・F・セイエイ(せつな・ファンロン・セイエイ)。
また、刹那とELSの『対話』をサポートするため、データ体となったマイスタータイプのイノベイド、ティエリア・アーデも同乗する。

キットは2010年9月18日の劇場公開に先駆け、8月6日に最速でリリースされた。
側頭部(六角形の部分)と両腕、両脚のGNコンデンサー(レンズ状のパーツ)に加え、額のセンサーとツインアイ、GNソードVとGNソードビットの刃の部分をクリアパーツで再現。
可動範囲はHGダブルオーガンダムと同様、驚異的な範囲を誇る。
また、各パーツがHGダブルオーガンダムと同じ構成となっており、ダブルオー及びダブルオーのリデコキットとパーツを交換してオリジナルのバリエーション機を作る事が可能となっている。
なお、額のクリアパーツはシールで覆う形になっているので、Mr.カラーのクリヤーグリーンで塗装を施している。
装備解説
GNソードV
GNソード系兵装の集大成とも言うべき、ダブルオークアンタのメイン装備である実体剣(画像左)。
刃の部分にはGNコンデンサーに採用されている物質を改良したものが使われている。
GNソードII同様、先端部が90度回転し、グリップ部を変形させる事でソードモードからライフルモードに変形する(画像右)。
刃の部分はクリアグリーンで成型されている。


GNソードビット
ダブルオークアンタから新たに採用された、脳量子波コントロールによるオールレンジ兵器。
刃の部分にはGNソードV同様、GNコンデンサーに採用されている物質を改良したものが使われている。
大型のAビット、小型のBビット、中型のCビット、この3種を2基づつ装備している(画像左)。
遠隔攻撃だけでなく、6基のビットを機体前面に展開する事で、GNフィールドを形成する事も可能。
また、GNソードビットを前方に展開した状態で、別の場所へ空間転移するための量子ゲートを開く事もできる。
各ビットにはグリップが格納されており、小型のGNソードとして運用する事もできる(キットではBビットのみ、手に持たせられる(画像右))が、劇中ではビット機能のみが使われた。
不使用時はGNシールド(後述)にマウントされている。
刃の部分はクリアグリーンで成型。
バスターソード
GNソードビットはGNソードVと合体する事により、その威力を向上させる事ができる。
バスターソード形態はダブルオークアンタの格闘兵装の中で最大の威力を持つ。
劇中ではバスターソードモードは使われなかった。
バスターライフル
GNソードV(ライフルモード)にGNソードビットが合体した、超高出力GNビームライフル形態。
トランザム状態では、その威力はコロニー型外宇宙航行母艦「ソレスタルビーイング」に搭載された巨大粒子ビーム砲に匹敵する。
キットでは片手持ちが難しいので、左手を添えたほうが良い。
バスターソード及びバスターライフルを組み立てる際には、GNソードVの刃の部分を専用のものに差し替える必要がある。


GNシールド
左肩部に配備されたバインダー兼シールドユニット。
GNソードビットのキャリアーとしての機能も併せ持つ。
新型太陽炉を内蔵しており、GNソードビットへ急速で大量のGN粒子を供給できる。
また、接続されたアームは自在に可動、シールド上部にはGNビームガンを内蔵し、ミサイルなどの迎撃に使用されるなど、まさに攻防一体の装備と言えよう。


ツインドライヴシステム
ダブルオーガンダムから受け継がれた、ダブルオークアンタ最大の特徴である動力機関ユニット。
使われている太陽炉はツインドライヴシステムで運用する事を前提に木星で製造されたものであり、背部(画像左)とGNシールド内(画像右)に各1基づつ搭載されている。
2基の太陽炉を同調させる事により、2倍を上回る2乗の出力を発揮する。


クアンタムシステム
劇場公開で明らかとなった、『トランザム・バースト』を凌駕するダブルオークアンタ最大の切り札。
イオリア計画の最終段階『来るべき対話』と、刹那の「戦いそのものを止めさせる」という想いを体現するために組み込まれたシステムである。
背部のGNドライヴとGNシールド内のGNドライヴを直結。
さらにこの状態から、両前腕部と両脚部、腰部の装甲と足首から下をパージ、機体各部のレンズ型GNコンデンサーがせり出すように展開。
最後にGNソードビットが周囲に展開される事で、高濃度粒子領域「クアンタム・バースト」を発生。
異星生命体との脳量子波による『対話』をするための準備が完了する。
その際、機体はトランザム時の赤色ではなく、オリジナルの太陽炉が放つGN粒子と同じ緑色に輝く。
このシステムにより、刹那とティエリアはELSが地球圏に飛来した理由を知り、ある決意を固める。


オプションパーツとして左平手が付属。


また、「HG GUNDAM SEED」シリーズの一部キットに使われていたディスプレイベース「BA1」が付属。
このキットのものは、GN粒子の輝きをイメージしたスパークルグリーン(ラメ入りクリアグリーン成型)となっている。
劇中のイメージどおりにディスプレイ可能。


アクションベース2(別売)にも対応。


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